2018/04/02

評価損益は気にしなくていい


常日頃、尊敬する山崎元先生のコラムが更新されていました。無料で読めて良いのかと思いますが、素直にインターネットの恩恵に預かっています。

コラムの中で、『評価損益は気にしなくていい』という言葉が出ており、なるほどその通りだと思っていたので、個人的に思う事を記事にします。


私の結論は評価損益を気にしても仕方ないので放置する、です。


今日はリスク資産の評価損についてのお話しです。



まずは山崎元先生のコラムを紹介


ダイヤモンド・オンライン(DOL)
山崎元のマルチスコープ
http://diamond.jp/category/s-yamazaki

最新の記事
http://diamond.jp/articles/-/164982


投資やお金に関する事が、商売する側の人間からではなく一般人向けに歯切れ良く書かれています。本職は金融商品を売る側に属しているのに大丈夫かな、とは思いますが昔からこうです。


心配なのは、お金を払って本で読むべきような事を無料で出している事です。ありがたい事です。



で、私は評価損益は気にしてないのか?


もちろん気になります。値上がりは放置ですが、損失は精神ダメージ大きいですね。レバレッジ2倍くらいでプロスペクト理論が効いているくらいの気がします。「人は得をするよりも、損をしたくない思いの方が強い」というアレです。


ですが、リスク資産に投資をして、私なんかのような下層民がリターンにあやかるには放置せざるを得ないのです。リーマンショックくらいになると、どうしようも無いので諦めつつ、少ないお金ながら暴落した株式を買い漁るとか出来るのですが。。



私の評価損益を気にしない方法


3ヶ月毎にリスク資産、流動性資産をチェックして割合を管理しています。これは割と有効と思います。


評価損益は確かに3ヶ月前と比べてどう、とか見る事になるのですが、記録をつけている目的はその時点での老後資産の金額と、リスク資産と流動性資産の割合です。


かれこれ10年以上、Excelで管理しているので評価損は気にしなくなっています。昨年はリスク資産比率が上がり過ぎて悩むくらいでした。(日本株をほとんど処分しました。)


紹介した山崎元先生のtweetで、目的は貯蓄額であり利回りではない、みたいな事が書かれていましたが、意外に私は出来てるような錯覚に陥ってしまいます。ですが、ほとんどの人の目的は金額だと思います。


一部の天才以外の個人投資家は、自身の能力で未来のリターンを決める事は無理なので出来る事といえば自分でとれるリスクを管理するだけです。評価損益は気にしなくて良い、というか気にしてもどうしようも無いと言った方が良いかも知れません。


私の場合は、大体リスク資産50%、流動性資産50%を目安にしています。昔はリスク資産ばかりでした。今は家庭もありますが、流動性資産があるので、標準偏差の2倍くらいの下落がきても買い向かう余裕があるのは大きいです。


私の管理の仕方の場合、投資信託や株式の損益よりも全体としての金額を見る、という形になってくるので、一喜一憂してしまう人にはオススメだと思います。



まとめ


・個人で出来るのは取れるリスクの管理のみ

・損益を気にしても未来のリターンは分からない

・ポートフォリオ全体での現在価値だけ確認する



参考記事です
なぜ株式投資で利益を得られるのか





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