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2018/04/10

昇給分の投資先に悩んでの結論


以前の記事(昇給と投資)で書いた昇給分の投資で悩んでいました。


今日は投資対象のお話しです。




投資先の結論


iFreeS&P500インデックスにしました。以下、結論に至った流れです。



投資商品を何にするかに悩む


子供の口座への投資なので悩みます。基本的にはiFreeS&P500インデックスで良いと思うのですが、分散も効くし信託報酬も安いeMAXIS Slim 先進国株式インデックスのが良いでは?とも思ってしまいます。


悩む理由


70年以上の保有を目標としているので、先進国にしておいた方が良いのでは?と勝手に悩んでいます。


70年とは大きく出たな、と思いますが子供に譲る際に、どのようなお金で、どのような目的で、どのような運用をして欲しいかをちゃんと伝えます。目的は子供の自分年金です。子供が老後に使ってくれれば、本当に70年運用とかあり得ます。


とはいえ、月1,000円程度なので、まぁ大した事はありませんが。


既にジュニアNISAでVTI投信を月1万円ずつ積立てています。自分のつみたてNISAと同じですね。理由はiFreeS&P500インデックスより信託報酬が安く、更にアメリカ市場全体をカバーしているからです。


VTI投信を1,000円分足しても使い勝手が悪い(分けて説明しにくい)ので、iFreeS&P500インデックスで良いとは思いますが、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは信託報酬半額で、日本は除かれますが先進国に分散しているので、将来的にアメリカに代わる国が出てきても比率が代わりながら、そこの成長も取り込む事が出来ます。それよりも、いっそ全世界を保有するVT投信にすべきか。。悩みは尽きません。


では他の先進国や新興国が必要なのか


ここですよね。S&P500投信自体、世界的巨大企業の集まりに近いので、世界全体で利益を上げています。売上比率では綺麗に世界分散されています。


指数としても歴史も実績もあります。他の記事でもオススメしまくっていますしね。アメリカが成熟仕切って衰退期に入ったとしても、リスク資産である以上はプレミアムの期待が出来ます。


アメリカに覇権を譲ったとはいえ、イギリスのFTSE100種総合株価指数も1983年を基準値1000として、34年を経て7.5倍以上に成長してます。10年で2倍の平均利回り7.2%は下回りますが、けっこうなリターンではないでしょうか。アメリカが覇権国で無くなっても同様に強い影響力は残るし、それなりのリターンは期待出来ると思います。

【参考】
https://ja.wikipedia.org/wiki/FTSE100種総合株価指数



シーゲル教授がいうところの成長の罠


新興国や、儲かりそう、と期待出来そうなところは既に期待値以上の値がついています。ここ数年アメリカの成長が大き過ぎた事もあり、むしろ今のアメリカが成長の罠という可能性もあります。


ただし将来の利回りの期待を嘆く事もないように思います。むしろここから数段落ちた後、市場が冷静になるならそれはそれで有り難いです。企業の利益がリターンの源泉でもありますが、損する可能性がある、という事自体がリターンの源泉です。


そこを切り離しても、AmazonやGoogleのような企業を生み出す国でもあります。という事もあり、やっぱりオススメしているiFreeS&P500インデックスにします。



まとめ


・先進国株式や全世界株式も良いがS&P500も良い

・投資商品はiFreeS&P500に決定

・たとえ覇権国で無くなっても影響力は大きくリターンの期待も出来そう

・イギリスを事例に出したがやはり株式の利回りは良い

・成長の罠に嵌まらずに済む


来年も仕事があり、昇給があれば少し新興国等のサテライト的なものも悩んでみようと思います。


関連記事です
eMAXIS Slim先進国株式の信託報酬が驚異の0.11826%!




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2018/03/17

全世界株式インデックスファンドを月5万円積立で富裕層になれるのか

そろそろ人生の折り返し地点なので、自分は富裕層には成れませんが、若い方の場合はどうだろう。


働き出してすぐに投資をはじめていたらどうなるかを考えていたので記事にします。今日は富裕層になれるか、というお話しです。

※全て架空の計算となります。



富裕層の定義


野村総合研究所(NRI)が出している定義では、

超富裕層    :純金融資産5億円以上
富裕層     :1億円以上5億円未満
準富裕層    :5,000万円以上1億円未満
アッパーマス層 :3,000万円以上5,000万円未満

となっているので富裕層=1億円ですね。夢のある数字です。億り人とか言いますし。



投資期間


大学を出て65歳まで働くと仮定します。現在の年金状況を考えると65歳までは働く期間になりそうです。企業も65歳定年が一般的になってきています。


22歳から65歳まで無事働きあげると、43年が投資と貯蓄が出来る期間となりますね。長いのか短いのかは分かりませんが、時間を見方につけられるのは大きいです。



投資金額と投資先


将来、結婚して子供が出来たりすると貯金や投資に回せるものも減ってくるでしょうから、月5万円を継続すると仮定しておきます。


時間を長く取れるので投資先は株式です。全世界株式投信にしておけばそこまで酷い結果にはならないかと。今ならタイトルに書いているVT投信、正式名称、楽天・全世界株式インデックスファンドになります。


30年以上長期保有をした場合、全世界的に債券よりも株式の方が高いデータが出ています。もちろん、アメリカだけでなく日本や欧州諸国もです。



期待リターン


シーゲル教授によると株式リターンは超長期で見た場合、インフレ調整後で6.7%の成長をしているようです。


とはいうものの、全世界株式なので伸びている国や伸び悩む国もあるので、5%程度で考えている方が良いかと思います。日本とか30年規模で伸び悩みましたから。。ここでは5%とします。


株式投資がなぜリターンを出すのかについては別記事で触れます。



実際どうだったのか


複利計算機によると8700万円となっています。1億には届きませんが、準富裕層には成れそうです。市場の状況次第では瞬間風速1億円も十分あります。

自己資金2600万円も立派ですが、最後に利確する時に莫大な税金を支払う必要があります。なるべく非課税枠を利用していきたいです。つみたてNISAやiDeCoが使いやすいと思います。


余裕が出てきて、資金追加が可能なら1億円も十分見えてくるでしょう。こういうのを見ていると、私は無理そうですが自分の子供は割といけそうな気がしてきます。



裕福な家庭なら


ぶっちゃけた話をすると、裕福な世帯に生まれた子供であれば、ジュニアNISAに毎年最大額80万円×5年の400万円が利用可能です。4歳の時点で400万円の運用をさせればその子供が65歳には同じくらいの金額が見えてくるはずです。我が家はもちろん無理なのでそんな事していません。


両親が200万円、両家の祖父母で200万円なら現実的です。年で割れば40万円。可愛い子供と孫の為なら出せそうな金額。資本主義の恐ろしさを感じます。


もう少し子供の証券口座に多めにお金入れておくか非常に悩んでしまいます。




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