2018/03/15

わたしの資産配分と考え方


投資において、資産配分や金融商品は人それぞれです。ブログ等で他の方のポートフォリオを見たりします。私のものが参考になるかは分かりませんが、この機会に書いてみます。今日は資産配分のお話しです。


以前の記事『わたしの老後用資産』で書いたものと重なる部分もありますがご容赦下さい。



私の資産配分


2018年現在はリスク資産50%、キャッシュ50%を目安にしています。ここ数年は同じような比率です。リスク資産は主に外国株式です。投資先はアメリカ中心となっております。



上記配分の理由


リスク資産のリターンは予想出来ないので、個人で出来る事が許容リスクのコントロールだけ、というのが現在の考えです。


持っている資産が上がればラッキー、暴落があれば現金で安く資産を買えてラッキー、と思えているので、これくらいが私のリスク許容度なのだと思います。



アメリカ株式中心の理由


暴落の時は全てのリスク資産が下がることは避けられません。結果、投資先として成熟したグローバル企業への分散投資、信頼に足りる法整備等からアメリカ株式中心となっています。



とにかく撤退だけはしない


私の場合は、確固たる意志が無くグラグラ揺れ動いていますが、何とか10年以上投資を続けております。


インデックス投資を選択した以上『投資環境に居続ける』という事が最重要と思っています。超長期で複利の恩恵を受ける為、とにかく撤退しない事。これが最優先です。


チャールズ・エリス先生が「敗者のゲーム」で述べられている『稲妻が閃く瞬間』から離れるという愚行は犯さずにこれていると思います。


幸いな事に、2017年末から2018年1月中旬までの期間も享受しました。我が国で政権交代があった2012年、トランプ大統領が就任した2017年もこれにあたると思います。


25歳くらいから、少しずつ投資というものを経験し、リーマンショックでは金融資産が軒並み半額という苦しい期間も経験しています。


円建てで換算した時に、日本債券クラス以外全て暴落という100年に一度に相応しい状況でした。代わりにその時に購入した銘柄はリスクを背負った相応の利益も頂きました。


その経験もあり、あまりリスク資産に傾倒する事も少なくなりました。暴落時のキャッシュの用意も含め、リスク資産と無リスク資産の配分も個人として適度な割合を見つけました。リーマンショックまでは、少しの生活防衛費以外はフルインベストして、サラリーマンの給料から追加投資が最適と考えていました。


歳をとった、という事でもあります。家庭ももちました。目的は老後資産であり、株式投資は手段ですので、無理のない範囲でやっていこうと思っています。


ブログで、改めて考えをアウトプットする事で、今後また意志が揺れ動く時に自分自身への参考にも使えそうです。


こんなに緩く投資をしている奴もいる、という事で皆様の参考になれば幸いです。



若い方へ


投資については、小さな額でもとにかく早くが歴史を見るまでもなく有利です。勝負に出す金額が小さい分、生活も苦しくなりません。お先真っ暗な未来も無縁かと思います。


年をとって投資を考えるようになった時、相場に慣れていることは本人に取って大きなメリットです。20代で動かす100万なら労働によって取り戻せる金額ですが、歳を重ねるほど時間という味方は少なくなります。暴落も暴騰も呆れるほど繰り返されます。それも何度も。ゆっくりであり、気付きにくい事ですが、のんびり資産形成をしていけるように、と思います。


どれくらいの額かというとお小遣いの10%を投資するくらいのイメージです。お小遣い3万円の私が月3,000円程を盆栽株に充てているのが同じなのはただの偶然です。


メリットとして、退職金を相場につぎ込んで散っていくという悲劇は避けられます。


とにかく撤退はしない。これは万人にいえる金言かと思います。





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